湯布院でしか出会えないハンバーガーを、あらかじめ約束された人へ。

「特別な日」に食べていただきたい、
Zakuroの予約制ハンバーガー
ご予約をいただいた分だけ仕込み、焼き上がりの時間を逆算し、
その瞬間に一番おいしい状態で仕上げる——
“今この時間”のために設計された一皿です。
このハンバーガーは、
「特別な日」に食べて頂きたいハンバーガーです。
ご予約をいただいた分だけ仕込み、
焼き上がりの時間を逆算し、
その瞬間に一番おいしい状態で仕上げる——
そんな前提で設計された一皿です。
だからこそ、
誰にでも、いつでも出せる料理ではありません。
湯布院農家のサラダが“添え物”ではない理由
まず最初に口に入るのは、
湯布院の農家から届く野菜で仕立てたサラダ。
主役の肉を引き立てるための脇役ではなく、
この土地の空気や土の記憶を伝えるための存在です。
シャキシャキしているから新鮮、ではなく、
「育った背景が想像できること」を大切にしています。
湯布院で食べる意味が、
ここで静かに始まります。
玉ねぎは、焼くのではなく「待つ」
玉ねぎは高温で一気に焼きません。
低温で、じっくり、時間をかけて火を入れます。
色も、香りも、甘みも、
急げばそれなりに仕上がります。
それでもあえて待つのは、
肉と向き合ったときに、
この玉ねぎでなければ成立しない瞬間があるからです。
その判断を、この一皿では何度も重ねています。
山葵と赤ワイン、そして醤油
Zakuroオリジナルステーキソースの思想
仕上げに使うのは、
山葵と赤ワインを合わせた、醤油ベースのオリジナルステーキソース。
バターで押し切ることも、
甘さで満足感を作ることもしません。
和牛の脂を軽やかに切り、
後味を静かに引き締めるための設計です。
このソースは、
「ハンバーガー用」ではなく、
この一皿のためだけに存在しています。
すべては「焼きたて」を成立させるために
自家製バンズは、焼きたての状態で急速冷凍します。
仕込みの段階で最も手間のかかる部分を前倒しし、
当日はパティの火入れに集中するためです。
大量生産はできません。
同時にいくつも対応することもできません。
だからこそ、
一つひとつの焼き上がりに、
きちんと向き合うことができます。
なぜ、このハンバーガーは予約制なのか
理由はシンプルです。
この料理は、
その場の思いつきでは、
最高の状態に仕上げられないから。
仕込み、解凍、火入れ、組み立て。
すべての工程が、時間に支配されています。
2個からのご予約としているのも、
効率のためではなく、
品質を守るための設計です。
そのための予約制です。
食べるというより、「体験を所有する」
皿が運ばれた瞬間の香り。
手に取ったときの温度と重み。
噛んだ瞬間に広がる肉の旨味と、後味の静けさ。
これは、
お腹を満たすための食事ではありません。
湯布院で過ごす時間の中に、
はっきりとした記憶を残すための体験です。
価格について、正直に
1個 3,000円。
安いとは思いません。
けれど、何を買っているのかを知れば、
高いとも言い切れないはずです。
この一皿は、
食材だけでなく、
時間と工程と判断の積み重ねでできています。
この一皿をおすすめしたい人
- 湯布院に、特別な何かを求めて来る人
- 日常の延長では満足できなくなった人
- 誰かと、きちんとした時間を共有したい人
すべての人に向けた料理ではありません。
だからこそ、刺さる人には、深く残ります。
ご予約について
このハンバーガーは、
完全予約制・2個からのご用意となります。
仕込みの都合上、
数に限りがあります。
軽い気持ちでは作れない一皿ですが、
その分、焼き上がりには自信があります。
